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【レビュー】娑婆ラバ - パスピエ

娑婆ラバ - パスピエ

年一ペースで出てるパスピエの新作アルバム。前作の「幕の内ISM」に続いてシンメトリーではないタイトルでしたね。

パスピエはインディーズからずっと追ってるんですが、個人的には、メジャーデビュー後一番好きな一枚となりそうです。「手加減の無い未来を」から「贅沢ないいわけ」までの流れがもう、脳内アドレナリン出っ放しです。特に「蜘蛛の糸」が好きです。得意のレトロさ、哀愁を感じさせるメロディに磨きがかかってる。すごい、なんだこれ。そして、一気に駆け抜けたところに鍵盤と伸びのあるボーカルが心地よい「花」と続く感じがたまらない。