日箱

日常を箱につめる作業

休日の焦燥感について

ここ数年、土日が不安で仕方ない。

特に一人で自宅で一日過ごしていると、不安で仕方なくなる。この生活が、あと何年続くんだろうか、とかこの先どうなるんだろうか、といった将来の不透明さから来る焦燥感だろうなぁ、と思う。

基本的に生活リズムは、午前中に起床して、アニメを消化して競馬を見たりしつつ、ゲームをしたり、にちゃんねるのまとめを読んだりして過ごしている。特に何か目的があるわけでもなく、ただ漠然と過ごす時間が非常に多い。

社会に出るまでは、高校は三年間、大学は四年間、などと年数が決まっていた。更に「卒業」とか「入学」などといった。スタート地点とゴール地点、また目標なんかが、各自にきちんと用意されていて、それに向かって特に何も考えずに進めばよかった。半ば、強制スクロールゲームみたいなもので、自分の判断などお構いなくで勝手にゴールさせられたりもしていた。

これが社会に出た途端に、全てを自分で設定する必要が出てくる。仕事であれば、その自分に与えられた職務を全うすれば良いのだけれども、プライベートはそうはいかない。学生時代は、学業もプライベートも殆どイコールみたいなもので、プラスアルファでバイトなんかが存在していた。これが、社会に出ると、仕事とプライベートは全く持ってイコールではない。仮にイコールすると、仕事がなくなったら、プライベートはなくなる。定年退職後に、やることがなくなった、という方がまさにこれなんだと思う。

社会人として生きていくうえでの、目標とか目的とか、これから5年後、10年後、どうしていたいのか、そういうことをきちんと考えないと、辛くなるなぁと思ったりする今日この頃。だから、皆、結婚したりするのか、と最近思う。