最近、相対性理論の新譜でないな、っていうか、デビュー当時のオリジナルメンバーはどこへ・・・みたいになってしまい、あんまり聴かなくなった今日この頃。「LOVEずっきゅん」の頃からのファンとしては、"やくしまるえつこ"で有名になりすぎてしまった感があって非常にもんにょりした気持ち。そんな感じの人に薦めたいバンド六選。
(2023年11月19日更新)
”ポップなんだけどちょっぴりねじれたロックサウンド”でお馴染み。ちょっと強気で、意地っ張りな、可愛らしい女の子を歌わせたら右に出るものはいないと思ってる。岩沢さんの描く女の子は皆、魅力的で可愛らしい。女子の何気ないありふれた感情とか、日常をポップなメロディにのせて早口で一気に歌い上げる感じがたまらなく好きでした。売れそうで中々一気に駆け上がるように売れなかったバンドっていうイメージで、2012年に解散。ベストアルバムが二枚出ているので、是非、そちらを聴いてもらいたい。
「電波ジャック」を何かで聴いて、衝撃を受け一気にはまったのがパスピエ。最近だとNHKのアニメ主題歌とかも歌ったりしていて、こんなに売れてしまうとは・・・と思うばかり。キーボードをぶっこんでくるバンドにハズレなし。大胡田さんの特徴的なボーカルとエレクトリックな音楽がとてもよくマッチしていて心地よいです。ただ、個人的には、一番最初の「わたし開花したわ」がよすぎて、いまだそれを越えられてない印象。前述の「電波ジャック」の「SOS発信したのに圏外」っていう歌詞がホント好き。
三回転とひとひねり
術ノ穴所属の変な名前のバンド。デビューの「稲荷~三回転とひとひねりのテーマ」のMVを見て一発でやられました。特に薦めたいのは「仮設五号機」。語りかける系の曲なんですが、非常に良いです。この声で何時までも朗読されたい、そんな気にさせられます。
元相対性理論のベースの真部脩一とドラムの西浦謙助の二人が関わってるんで、そりゃもう相対性理論だわ。ハズレなわけが無い。(元)ふぇのたすのヤマモトショウとかも関わってて、もうこれがハズレるわけがないんですわ・・・(大事なことなので二回言った)。2012年メジャーデビューなんですが、その後何回かメンバーが代わっていて、全部終えてないのでなんとも言えない部分もあるんですが、一番最初の「テトラテッド」は非常にオススメです。
フレネシ
ウィスパー系で外してはいけないのが、フレネシ。昔のカラオケPVみたいなMVとかCMみたいな個性的なMVが特徴的。こちらも2014年に活動休止してしまったので悲しい限り。
最初チェックしたときは、あー、またウィスパー系の歌手がでてきたなー、ちょっと良い感じだから抑えとくか、くらいのノリで聴いてたんですが、アルバムが出るたびに世界観が確立されていっていて気付けばアルバム全部リリース日に買ってました。ただのボーカルが可愛いウィスパー系の早口バンドではないので、是非。
と、別に最近のバンドでもなんでもないんですが、個人的にもっと知られて欲しいな、と思ってまとめました。後は、付け加えるとしたらふぇのたす、ハナエあたりですかね。ふぇのたす は解散しちゃいましたけど・・・。
2023年11月19日、追記
メランコリック写楽
地味にこの記事ずっと閲覧されてるのと、メランコリック写楽が活動再開して配信開始したので、追記。理論好きならはまるかと。
ヨーロッパ返してとか是非聴いてほしい。